一日で視力が失われてしまった…
あなたの飼っている珍しい犬もあるかも。ミニチュアペットフィギュア。
左目の発症は去年から…
- 2020年の4月頃、ふと気がついたら左目が白っぽくなってるのに気づいた。かかりつけの動物病院で緑内障の診断が出た。すでに左目の視力はほとんど無い状態でした。もっと早くに気がついていれば視力を失うことを防げたかもと思うと居た堪れない気持ちになる。ごめんよ愛犬(きなこ)。そして片目しか見えないきなこでしたが、今までと変わりなく庭を駆け回り、散歩を楽しむ生活を送っていました。
そして、残った右目の視力が突然失われました…
- 2021年の3月初め、いつものようにドックフード(うちはずーっとニュートロです。)を食べる様子を見ていると右目が大きい気がした。そして眼球も赤くなって痛々しい様子に。かかりつけの動物病院に伺い診察してもらうと緑内障との診断結果が出た。左目に続きついに右目も発症してしまったようだ。治療方法としては目薬の点眼で眼圧を下げていくというものでした。一日に3回〜5回、3種類の目薬を点眼し様子を見ることにしました。しかし2週間ほど続けても症状は一向に良くならず、むしろ悪化しているようにも感じられました。そして気がつきました、点眼した後に地面に顔を擦り付けている様子を!目薬の違和感からか匂いを消すためかわかりませんが目薬をさすたびに目を傷つけてしまっていたようです。ごめんよ飼主である私のせいだ。すぐさまエリザベスカラーを巻いて顔を保護するようにしました。しかし、眼球に傷がつき、眼圧も70代まであがりもう目薬ではコントロールできないようです。主治医の方から眼疾患の得意な動物病院をご紹介いただき、これから伺うことになりました。
- 受診してきました。こちらの気持ちになっって診察していただける優しい先生でした。眼球の詳しい検査、エコーや眼球表面の傷の確認などをしていただき、やはり両目とも緑内障との診断で、視力は完全に失われていました… さらに右目の眼圧は上昇しており、90代にも達していました。これからの治療方針としては目薬と内服薬で眼圧をさげ表面の炎症を抑えて本人が痛くないようにするとのこと。順調に行って眼圧が下がり眼球の炎症が治まればいいけど、調子が良くならなければ眼球の摘出手術も覚悟しないといけないとのこと。目薬も5種類に増えてしまった。
- ※現在使用している目薬についての記事へ
近い将来には、眼球摘出手術も覚悟しないといけない…
- きなこは13歳(人間の年齢でいうと93歳にもなるそうですね。)になる柴犬。今の治療がうまくいけばいいのですが、悪化をたどる場合のことも考えておかないといけない。
手術としては主に3パターンが考えられるそうです。
眼球摘出手術:まぶたを含め、眼球組織を摘出し表皮を縫い合わせて閉じる。
義眼手術:眼球の中身だけを摘出し代わりにシリコン製の義眼を挿入する。
眼球に注射:薬剤を眼球に注入し眼球内組織を破壊する処置。
- 上記のような処置をしなくてもいいように、5種類に増えた目薬を一日に3〜5回の点眼し、一週間様子を見ることになりました。少しでも良くなってくれることを願いながら処置を続けていきます。
柴犬をはじめペットを飼っている方へ
- 柴犬は元々、緑内障になりやすい系統だそうです。(眼圧が抜ける部分の出口が狭いことが多い。)早い場合だと4歳位から発症してしまう子もいるらしい。ですが、飼主である私がもう少し早くに気がついていればきなこが視力を失うまでの時間をもう少しでも稼げたかと思うと後悔しかありません。このつたないブログを読んでくださった方には本当に定期的な健康診断で眼圧を測ってあげることをおすすめします。
- 目が見えなくなった愛犬が、聴覚と嗅覚を駆使して元気に過ごしている様子を見ているとこれからもできる限りのことをしながらサポートしていこうと思います。
●柴犬の緑内障悪化による手術費用は眼球摘出手術、義眼手術で15万円〜20万円程度、薬剤注入組織眼球破壊処置で、3万円〜5万円程度とのこと。飼い始めからペット保険への加入をおすすめします。
●首輪で散歩は眼圧が上がるので柴犬にぴったりフィット。高品質なハキハナハーネス がおすすめ。
●散歩のときなどにペット用盲目リングで安全を確保してあげましょう。
●盲目のワンちゃんのお散歩時に…愛犬を触ろうとする方にアピールしましょう。
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